横浜駅から徒歩5分の場所で、AHA-BLS-HCP、PEARS、ファーストエイド講習を開催しています。

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2015年09月11日

ACLSでパドルショックよりパッドショックが推奨される理由

G2010では、除細動の電気ショックの直前の充電時間中も胸骨圧迫を継続することが推奨されています。これにより、優位に除細動の効果が高まることが明らかになったからです。

ところが、手動式除細動器のパドルを胸郭に押し当てて充電している間、胸骨圧迫を続けることは非現実的です。

しかしパッドにすればそれは可能です。
パッドというのはAEDと同じ、アレです。

充電やショック(放電)のボタン操作は除細動器本体で行いますから、胸骨圧迫の振動で誤ってボタンを押してしまうというようなリスクもありません。

つまり、胸骨圧迫の中断を最小限にしてすぐにショックをできるという点で、「迅速な除細動」が可能ということがパッドショックの最大のメリットです。


さらにいうと、技術のムラがなく誰でも安定した除細動を行えるというのもパッドショックの利点といえます。パドルを使う場合、約10キロほどの力で強く均一に胸骨に押し付ける必要がありますが、これがなかなか難しい。技術によってうまい下手がでてきます。

その点、パッドはしっかりと貼り付ければいいだけですから、質が均一です。


ただ、パッドは消耗品で1枚1万円弱。コストが問題であまり積極的には使われていません。また迅速な除細動ができると言っても、慣れた人にとっては、パドルの方がサッと使えますので、初回のショックに関してはパッドより早いかも。

ただ、いちおうAHA公式にはパッドショックが推奨されているということは、ACLSプロバイダーコースを受講する方は知っておいてください。



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2015年09月10日

AEDトレーニングに適した練習機とは…

AED講習でAEDの「使い方を覚えさせる」ような教え方をしてはいけません。

AED操作で教えるべき唯一の動作は電源スイッチを入れること、ただそれだけです。

現在日本で認可されているAEDのほとんどは、蓋を開ければ自動でスイッチが入るタイプですから、もはや「技術」としてAEDを教える内容はなくなったといってもいいかもしれません。

AEDは機械の設計として、「音声指示に従って操作する」ことを前提として作られた機械です。つまり、訓練を受けていない人が使う道具である、という基本を思い出しましょう。

AED講習で教えるべきなのは、パッドの貼り方などではなく、「音声指示に従う」という「態度」なのですが、このことはあまり理解されていません。

施設職員向け研修などでは、施設に配備されたAEDの操作を「覚える」ような講習展開もありと思いますが、不特定多数向けの一般講習で、あるメーカーの特定機種の使い方を覚えさせても、受講者が遭遇するのが同じ機種とは限りません。

以前は「AEDは機種が違っても操作は大きくは変わりません」という点を強調していましたが、いろんなメーカーの様々な機種が認可されてきた今、直感的に使えるAEDだけではなくなってきていますので、分かった気になってAEDの指示を聞かずに操作することは危険です。

そこで大事なのは、音声指示を先回りしてでも早期除細動を目指すような指導ではなく、機種固有の音声メッセージをよく聞いて従う、という態度を醸成することです。原則論に立ち返るべき、とでもいいましょうか。


そう考えた時に、一般向けのAED訓練に使うAEDトレーナーの機種選定では、実機が存在するかどうかという点は重要な問題ではありません。

むしろ実機の存在しない練習用オンリーの機種の方がトレーニングには適しているといえるかもしれません。



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2015年09月03日

9月13日(日)ハートセイバー・ファーストエイドCPR AEDフルコース告知

AHA(アメリカ心臓協会)認定 ハートセイバーファーストエイド/CPR/AEDコース開催のお知らせ

本講習は米国労働安全衛生局 (Occupational Safety and Health Administration
=OSHA)の定める米国連邦法による法定講習内容を含み、修了者には国際規格のAHA資格証が発行され、海外で活動する方、外資系企業に勤務する方等に推奨されます。 日本国内では、厚生労働省が定める「業 務の内容や活動領域の性格から一定頻度心停止者に対し応急の対応を行うことがあらかじめ想定される者(一定頻度者)」向けのAED講習に該当し、介護・福祉職、旅行添乗員、サービス業、ホテル・宿泊施設従業員、スポーツトレーナー、警察官、警備員等が対象のコースとなります。

1.日時
2015年9月13日(日) 08:30〜18:30

2.開催場所
東京都内 中央区日本橋

3.講師
山寺 圭(AHA/MTN BLS HCP トレーニングセンターファカルティ)

4.講義内容
ファーストエイド編

第1部 応急手当(ファーストエイド)の基礎

救護者のするべきこと
手の洗浄/血液・体液感染防護措置/感染防護手袋の脱着
成人・小児の救命の連鎖/緊急通報要領/傷病者の問題の発見

第2部: 急病への対応

吸入障害/異物による窒息
重篤なアレルギー症状/エピネフリン(アドレナリン)注射器の使用手順
心臓発作
失神
糖尿病と低血糖発作
脳梗塞
けいれん発作
ショック

第3部: 傷の手当て

止血法(大・小出血/止血帯/内出血/鼻血/口内出血等)
 ※軍用止血帯・止血剤に関する解説含む
歯/眼の受傷
刺創/身体部位の切断
頭部/頚椎/脊椎の受傷
骨折と捻挫/副木
火傷(軽微/重篤なもの)/感電による受傷

第4部: 環境による緊急事態

動物/蛇/昆虫等による咬傷
熱障害(熱痙攣/熱疲労/熱射病)
低温障害(凍傷/低体温症)
毒劇物による受傷/中毒/除染


AED/CPR編
第1部: ポケットマスクを使用した成人/小児のCPRと窒息の解除
第2部: 成人/小児へのAED使用手順
第3部: ポケットマスクを使用した乳児へのCPRと窒息の解除
※ご自身のポケットマスク/バルブをお持ちの方はご持参下さい(消毒済みのポケットマスク/バルブはこちらで用意しております)。 ファーストエイド編、CPR/AED編共に実技評価試験が あり、修了者には2年間有効なコース修了カードが発行されます。

5.受講費用・受付等

受講費用¥14000-(カード申請手数料込み)は、当日現金にてお支払い下さい。 また、領収書の必要な方は、宛先を含め予めお知らせ下さい。 なお、本講習

の受講定員は4名迄となります。 9月5日(土)迄、下記迄お早めに連絡願います。

山寺 圭

keimoo★sepia.ocn.ne.jp
(★を@に変換してください)



6.備考

受講に際し、事前にテキストを購入・予習願います。
使用テキストは AHA Heartsaver First Aid With CPR and AED【日本語版】2,808円又は英語版 2,160円を各自書店又はネット通販等でお求め下さい。
購入先参照:http://eccjapan.heart.org/course/purchase.html

当日は実技で身体を動かしますので、動き易い服装(ズボン等で露出の少ないもの)でお越し下さい。





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2015年09月01日

ポケットマスク(ブラック)限定入荷

成人用ポケットマスクが20個限定で入荷しました。

JSISH-ITC特別仕様ポケットマスク(ブラック)


JSISH-ITCオリジナルのブラック仕様。

ケース全体が黒のものは市販品にはありませんので、ちょっと珍しいかもしれません。

BLS横浜の講習に参加する方で、ご希望の方に講習会場で2,200円でお分けします。


BLS横浜で開催している BLSヘルスケアプロバイダーコースハートセイバーCPR AEDコース では、洗浄・消毒済みのポケットマスク(無料)を貸し出ししていますが、個人専用の新品をご希望の方は講習前日までにメールにて希望をお知らせ下さい。

当日、代金と引き換えにお渡しします。


基本的には、ポケットマスクの練習を含む講習会参加者の方を想定していますが、それ以外のワークショップ参加者でも、希望があれば応じます。

ただし20個限定なので、在庫切れの場合はご容赦ください。


練習に使うときはフィルターを外す!


なお、ポケットマスクを練習で使用する際は、白いフィルターを外しておくことをおすすめします。

ポケットマスクのマウスピースとフィルター

↑ポケットマスクの白いフィルターは練習時は外しましょう



これは傷病者が嘔吐した場合のためのものですが、練習で呼気を通すと湿気ってカビの原因になりますし、洗浄を繰り返すと目が詰まる原因になります。

傷病者相手に実戦で使った場合は、使い捨てにして、交換するように設計されています。(フィルターの交換パーツが売られています)





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